2013年11月17日日曜日

Friends with Benefits (2011)


Year: 2011
Director & Writer: Will Gluck (“Easy A” etc)
Justin Timberlake, Mila Kunis

My Rating:★★★★(4点)
Where: Rent from TSUTAYA
邦題:ステイフレンズ

 1ティンバーレイク、2テーマがセフレ、3ミラ・クニスが相手役……ということでずっと気になっていた作品なんだけれど、ずっと機会を逃して見られなかった作品。それをやっと見ることができた。それも、ちょっと気持ちがぎくしゃくしている時だったのに、この映画のおかげで気持ちがパァっと華やかになったよ。
 今までの映画経験の中に、シンプルな恋愛映画が見たくてピックアップしたのに、体だけの関係を描くばかりでハッピーエンドにすらならないような映画にあたってしまったことが何度かあったので、もしかしたらそれ系かなぁと思っていたのだけれど、やっぱりそこはジャスティンさま!!そんな凹む気持ちにさせる映画にはなっていません。だから安心して、軽い気持ちで見られる、貴重なエンタメ映画ということで問題なし。最近この軽くて、楽しめる、エンタメ作品で優良なものがあまりなくて貴重なんだよね。

・ジャスティンとミラのキャスティングがよい
 そう、そもそもジャスティンとミラというキャスティングがもう成功を約束させたようなもの。映画や二人のインタビューを見ればわかるけれど、映画の中の役と素の二人はそんなに変わらないの。つまり映画の中でも結構ありのままの二人でいると思う。ジャスティンは茶目っ気あり、ユーモアありのかっこいいだけじゃない人だというのは知っていたけれど、ミラちゃんもこんなにユーモアがあって、明るい子だとは思わなかった。インタビューに何度も出てくるけれど、本当に二人のケミストリがすばらしいのだと思う。

・ジャスティンの(ちゃらい)ビジネスマンぷりがよい
ジャスティンはFrom LAの凄腕アートディレクターでジェイミー(ミラ・クニス)にヘッドハンティングされ、NYGQ誌で働くことになる。新しい職場の初日あいさつで、「俺のオフィスにドアはいらない。オープンな空間にして、誰でも気軽に入ってきて欲しい」ということを言うのだけれど、実はそれは何かのビジネス書の受け売りだったりして、ところどころで抜け目があるのがいい。




・好かれる女子はやっぱりgood girl
ミラが演じるジェイミー。まずジェイミーという名前にピンとくる。というのは、男の子でも女の子でも使えるこの名前は、アクティブで明るい人を連想させる。そしてそれがジェイミー(という名前の)の好感度の一番大きなところになっているような気がする。ミラが演じるジェイミーも私のイメージ通りの女子。なんにもでも明るく活発で見た目は軽い感じなのに、内面はgood girlで心は意外とセンシティブ。そんな女子のアルアル→都会から逃避するためのビルの屋上(ここに男子を連れてくる、そして「ここに連れてきたのはあなたが初めて」と言う)

・映画のノリが軽いからこそ重要なエンタメ要素
 この映画のエンタメ性は主演の二人だけでなく、他の演出にもある。たとえばジェイミーがディラン(ティンバーレイク)をタイムズスクエアに連れていくと、そこでいきなり「ニューヨーク・ニューヨーク」のフラッシュモブが始まる。NYに住んでいるのだから、こんな観光地で行われている観光客目当てのフラッシュモブなんて本当なら近寄りもしないはずなのに、あえて地元のそれを楽しんでいる様子がジェイミーの好感度をさらに上げる。ちゃんと地元を愛していることもgood girlの条件でしょう。
 それからもうひとつ。ジャスティンさまの特技が生かされていること。ディランが自分の高校時代の話をしているときに、ラップにはまっていた過去を明かされて、その話をしているシーンでRUN DMCJUMPを披露してくれちゃいます。(映画とは関係ないんだけど、こういうラップを何かひとつすらっと口から出せるようにしておけるとかっこいいよね。ビースティあたりを練習しようと思ったんだけど、過去に一度挫折した経験アリです……)

・エレンのショーでの二人のセフレについてのコメント
 アメリカ版『徹子の部屋』とも言われるThe Ellen Showにジャスティンとミラが出演したときの裸のシーンの撮影裏話がとてもおもしろかった。

「映画のようなセフレ関係って本当にアリだと思う?」と司会者のエレンがティンバーレイクに聞く。
ティンバーレイクは、「現実ではありえない。ありえたとしても数日。愛情なしのセックスはないでしょう。セックスしたら自然とfeelingはわいてくるものでしょう。この映画で伝えたいのはセフレがアリということじゃなくて、友達と恋愛関係になってもOKなんだよということ。」とコメント。うまいこと言うな。

(スクリプト一部書き起こし)
EL: Do you really think that can work?
JT: It’s really good idea until becomes bad idea probably that becomes a bad idea really fast. I think that everybody can agree with us when we say that at some points if you going to intimate with someone at some point somebody is going to feel something.
EL: If it’s bad, no one is going to develop any feeling.
JT: Well, they will develop feeling but it’s gonna be like “Ummm”. But I feel like a… like this film we… we had a lot of fun making this film. We obviously use those awkward situations, hopefully somebody out there will have you know some relation to how awkward sometimes sex can be and hopefully… the message we are trying to crosses that it’s not that so much OK to have sex with your friend or so much that it might be ok to fall in love with your friend. We may or may not fall in love in the end of this movie.


・ムービーアワードでのふたりの(おさわり)演出には会場がひいていたとか

EASY Aのエマ・ストーンがディランの元カノ役で出演している。ウィル・グラック監督に相当気に入られたのかな。

・フラッシュモブ 


ジャスティンJUMP (YouTubeへ)



Good Point!



この後にナタリーとアシュトンの『抱きたいカンケイ』を見るかどうか悩む……。
そういえば、アシュトンとミラは現在交際中……。
この映画の撮影中、ジャスティンとジェシカ・ビールは破局していて、映画の撮影直後に復縁したのよね。




2013年9月23日月曜日

jOBS (2013)



Year: 2013
Director: Joshua Michael Stern
Ashton Kutcher, Dermot Mulroney, Josh Gad
  
My Rating: ★☆ 1.5
Where: At a preview


私はもともとMacファンでもApple信者でもない。もちろん伝記『スティーブ・ジョブズ』も未読。でもスティーブ・ジョブズは有名だから名前は知っている。でもよく考えると名前とAppleCEOだってことくらいしか知らなくて、人そのものについてはほとんどわからなかった。あまりメディアにも出てこないし、自分の意見や手法を前に出すような人じゃないよね、きっと。だから、「ジョブズって本当はどんな人だったのかな」と思ってこの映画を見たのだけれど、見てジョブズが大嫌いになったよ。ジョブズだけ嫌いになればいいのに、なぜかApple製品にまで嫌悪を抱くようになってしまった。ま、でも後でよく考えてみて、iPhoneは便利だから製品までは嫌いにならないでおこうと考えをあらためたのだけれど……。
 
 嫌いになったのは「この映画を見て」だから、この映画に描かれていない部分で好きになれるところはあるのかもしれないけれど、でも映画の中ではなんてウソつきで、薄情で、卑劣な奴!と怒りが込み上げてくるくらいだった。

 いちばん信じられなかったのが、自分の娘Lisaの認知を拒んだこと、それだけならまだしも、娘の母親(つまり当時の彼女)に対して、「俺の子じゃない、お前が悪い!」と一方的に言いつけて、その後自分の仕事が軌道に乗ってきてからも、かたくなに拒み続けたこと。さらに裁判までして、自分は不妊症(無精子症)だと主張したけれど、後に生物学的にLisaがジョブズの子どもであるという証拠が出てきたために、いやいや(だと思う)認知をしたようだ。


 映画の中にも出てくるエピソードだけれど、ジョブズはMacintoshの前身としてApple LISA を開発していた。しかし、ジョブズはLISALocal Integrated Software Architectureの頭文字だと主張。しかし後に、伝記ライターに実はLISAは娘の名前に由来していると語っている。もうこの時点でアウト。世間的にとか一般的にはどうだか知らないけれど、私の中ではもうアウト。あああーー、ヤダヤダこういう人!


いやいや認知した娘LISAは、最後になぜジョブズの家で暮らしていたのか? 
ところが映画の終盤あたりで、その娘Lisaがジョブズの自宅に住んでいる様子が描かれている。「え?なんで?」って思うよね、フツー。でも映画の中ではその経緯についてはノータッチ。だからこのあたりからずっと頭の中は「なんでなんで?」の嵐。Wikiによりますと――Lisaは学生時代にジョブズの家で数年暮らしていたことがある――そうです。彼女のハーバード大学の学費はジョブズ持ち。フム。実際にはどんなやりとりがあったのか知らないけれど、この一面だけ見て思うのは、ジョブズもひどいやつだけど、娘のLisaもジョブズのお金を目当てにしただけなんじゃないの、っていう無駄なモヤモヤ感。

だってほら、実母よりもジョブズの妻ローレンスさんのことを慕っているように見えちゃうんだもの。実の母との仲はどうだったのかしら?気になるところ。



その娘Lisa Brennan Jobsさんは、現在はジャーナリストとして活躍している(いた?)ようだ。彼女のブログ20099更新ていないど、2009年ごろまでは雑誌などで記事を書いている。今も仕事しているのかな、それともちょっとお休みしてるのかな。彼女のエッセイをいくつか読んだけれど、文章は分かりやすくてよいよ。

ジョブズが亡くなってから、Lisaさんの母がジョブズと付き合っていたころの話を書籍にして発売するということが公表されているけれど、これって別に誰も望んでないよね。人気の衰えないうちに波にのって人稼ぎしておこうっていうようにしか思えない。もしかしたら、こういった背景もあってLisaさんはメディアに出てこなくなっちゃったのかな(憶測だけど)。


人間関係、家族関係についてのストーリーが(ほぼ)ない!
そうなの。これ大切なとこ! この映画を見ているとジョブズのプライベートについては「わざと?」としか思えないくらいに省かれているの。オーイ! それじゃ意味ないんだよ、私みたいなジョブズ素人にとっては。っていうか、Appleのことは大好きでも、彼の人間性については知らない人がほとんどなんじゃないかな。仕事での成果や熱意はよく取り上げられるけれど、人間として「この人できてる!」みたいな面はまったくと言っていいほど見たことないよ。そういうところを映画は描くべきなんじゃないの? (描いてほしかった、ジョブズってこんなにすごい人なんだって思いたかった)


気になる! 妻のローレンスさんはどんな人?
ジョブズの奥さん、ローレンス・ジョブスさんは熱心な慈善活動家のようだ(2013年5月のNY Times記事)。ノンプロフィットの教育団体などを主催&サポートしている。その活動はアメリカ国内にとどまらず、2012年にはベン・アフレックとコンゴを周り、アフリカの子どもたちの教育なども支援しているようだ(動画→ローレンスが出てくるのは8:17くらい。それにしてもこの動画のベンの態度はなんなんだ!足の組み方がエラそうだ!)。そして、彼女が立ち上げた最も大きなプロジェクトcollege trackは、金銭的、状況的に大学に行くことが困難な人々が大学に行き学ぶことをサポートしている。



 気になるのは二人の出会い。ジョブズがスタンフォード大学でスピーチをしている時に、最前列にいたローレンスさんが目にとまり、その日の帰りに駐車場で彼女を食事に誘ったことがきっかけで二人は結婚したらしい。二人が結婚したのは1991年。Lisaが生まれたのが、1978年で、認知したのはその数年後だから、それからローレンスさんに声をかけるまでにどんな心境の変化が彼にあったのか、それが私にとってとても気になるところだ。が、それはこの映画にはもちろん一切出てきません。
  

さて、アシュトン・クッチャーさん。最近は?
デミと別れてからミラ・クニスと交際しているようです。婚約寸前だとか。


おっと、まずジョブズを演じたことについてから言わなくちゃね、映画の感想だからね。確かに歩き方は似てたかも。彼なりにいろいろ研究したり調査したみたいよ。背丈もそれなりにあるし、雰囲気は出てたかも。でも私の予想だと、本物のジョブズのほうが数倍恐そうだけど……。どこで聞いたのか(読んだのか)忘れちゃったけど、すい臓がんの手術で入院しているときに、病室にあった花瓶のデザインが気に入らないと大声でどなりちらして、自分の気に入った花瓶にとりかえさせたという話がある。それを知ってから私の中でのジョブズ像はかなり嫌な神経質のおじさんということになっています。

 俳優としての評価だけれど、この映画の中で彼の演技が特に優れていたとか、印象に残ったというような記憶は刻まれなかったのでイマイチかな(ごめん、上から目線で)。ただ、結構なおバカキャラとして定着していたのが少し払拭された感じがするので、彼のキャリア的にはかなりグッドな作品だと思います。


最も刺激的なイノベータートップ50に選ばれたアシュトン
 全然知らなかったんだけど、アシュトンさんはIT系の投資家としても有名なんだね。映画のパンフレットで知ったんだけど、「最も刺激的なイノベータートップ50」らしいよ。
それから、彼が出資して設立したカタリス・ネットワークもなかなか頑張ってるみたい。「アシュトン・クッチャー、ビジネス」で検索してみたら、IT投資家データーベースみたいなのがヒットして、今までの投資経歴とかを見ることができて面白かったよ。
これがアシュトン。そして探してみたらティンバーレイクもいた。

  
この映画で一番アツいのはジョシュ・ギャッド
 スティーブ・ジョブズの歴史の中で一番重要なのって、ジョブズよりもジョシュ・ギャッドが演じたウォズなんじゃないかなって思う。だってさ、ウォズがいなかったら何も生まれなかったんだよ。可能性を最大限に活用したのはジョブズかもしれないけれど、その可能性を生み出したのはウォズなんだよ。映画を見ていてつくづく思うのは、「ジョブズはエラそうなことばかり言って、自分で何も作ってないじゃないの!」ってこと。作ってるのはウォズのようなプログラマーたち。どちらも相互関係なのはわかるけれど、でも結果的にジョブズだけに栄光が与えられているのはかなりズルイよ。映画を見てて、私はウォズが大好きになったよ。私にとってこの映画は「ウォズ」と出会った映画ということにしておこう。


 
 ウォズ本人ももちろんなんだけど、演じたジョシュ・ギャッドがさらに魅力的な人でこれは参ったよ。もう嬉しくなっちゃうくらい、こういう人をずっと待っていた。まず、カーネギーメロン大学の演劇スクール出身という時点でもう新鮮! 映画としての出演作はまだそんなに恵まれていないかもしれないけれど、現在なんと『ツインズ』の続編を執筆中らしい。シュワちゃん、デビちゃんに加えて、エディマフィちゃんが参加するらしい。ああもうこれどうなっちゃうの。楽しみ☆

メモ:ジョシュが共同設立した喜劇グループThe LostNomads Comedy Troupe
メモ2:ジョシュが執筆を手掛けているドラマPenn 1600。これも面白そうだけれど、シーズン2はキャンセルされちゃってるのね。ダーマ&クレッグのダーマ(ジェナ・エルフマン)も出てる。
メモ3:@joshgadのツイッター画面背景がかわいい。ToyStoryの宇宙人みたいなの





 すみません、最後に、本当にどーでもいいことなんですけど、ジョブズの若かりし頃のこの写真を見て、私の頭に誰かの顔がすぐによぎったのですが、この人でした。でも並べてみるとそんなに似てないかな……。


2013年8月11日日曜日

レモンの安全性




ここ数日、レモネードについて調べています。
レモネードを上手に作りたい、そして我が家の夏の定番ドリンクにしたい、というところからスタートしたのですが、
調べ進めていくうちに、レモンの安全性という問題が浮かび上がってきました。

いろんなレシピをながめていると、ほとんどのレシピには「レモンは皮ごと使うので国産のものを使用」と注意書きがされています。
私はあまり細かいことにこだわらないほうなので、普段であればそんなことは気にせずに、値段の安い方を選んでいたはず。
しかーし、今年の4月に出産して、今は授乳中の身であるため、口にするものにも多少は気をつかうようになりました。

そしてなかなか恐ろしいことがわかりました。

過去に何度か日米レモン戦争が起きています。
これはアメリカが輸出レモンに有害な添加物を使用していることに対し、日本が怒りの声を上げつつも
アメリカの圧力に負けてしまっているというのが現状です。
日本は、その有害な添加物を「規定内の数値であれば認める」ことになり、現在でも実際にスーパーなどには、
有害な添加物が使用されたレモンがごろごろと販売されています。

レモンについて知りたくて、この本を読みました。

新・食べるな、危険! 小若 順一著




著者の小若さんは、ポストハーベスト農薬の全容を明らかにしたことで評価が高いかたらしく、この手の書籍を多数執筆している。
この書籍の中では、レモンについて下記のように書いてあった。

1990年春、カルフォルニアで、サンキストのレモン処理工場を見学することができた。そこでは、コンテナで運び込まれたレモンは、塩素剤のプールに落とされ、引き上げられるとアルカリ剤で洗われ、さらに殺菌作用のある植物ホルモンの2・4-Dをスプレーしてから冷蔵倉庫に入れていた。2・4-Dはベトナム戦争で用いられた枯葉剤の主成分で、発がん性のある農薬だ。一方倉庫から出してきたレモンには、発がん性防カビ剤のOPP、催奇形性のある防カビ剤TBZをかけて出荷していて、そのシーンを写真とビデオに収めることができた。(一部抜粋)

こちらポストハーベスト農薬汚染「レモン」の映像があります。


さらに驚くべきことは、TBZはアメリカでは使用禁止であること。
アメリカでは禁止なのに、日本にはいいのー? もう、意味が分かりません。

こちらの記事を読むともう少し細かいことがわかると思います。ぜひ読んでみてください。

基本的には、レモンの皮に付着しているワックスに危険物が混在している、ということなので、
「じゃぁ皮を取ればいいじゃん」と私も安易に思ってしまったのですが、でも実の部分にも浸透しているという結果もあるそうです。
※このあたりについてあまり具体的に書いてある記事は見つけることができませんでした。
なので、念には念をということで、外国産レモンは使用しないほうがよさそうです。

レモンに限らず、さまざまな柑橘類に上記の薬剤が使われているようなので、よーく注意してみる必要がありそうです。

あーあ、グレープフルーツもオレンジも大好きなのに、超ショックです!

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でも、ちょっとまった。だからと言って国産レモンをあきらめるのはまだはやーい!!

確かに国産レモンは高級だけれども、自分で栽培しちゃう、という案もありでしょ。
自宅の庭で栽培したってりっぱな国産無農薬レモンになりますよー。

だから、自分で栽培する方向でがんばりたいと思います。
さっそくアマゾンでこんな本見つけました。

2013年8月8日木曜日

レモネードの定義




ここ数日レモネードに魅了されてしまい、そもそもレモネードってなんなんだ!?という疑問から出発し、調査の途中で気になったあれこれをメモしておきます。


★レモネードとは……

そもそもレモネードとは、レモン果汁に砂糖、シロップ、蜂蜜などを加え、水やソーダで割ったシンプルなソフトドリンク。国によってレシピはちょっとずつ異なり、また、清涼飲料全般をレモネードと呼ぶところもあるようですが、概ねレモン果汁を割ったもの、という基本に大きく変わりはありません。

アメリカから輸入されたレモネードが日本で炭酸入りになったのは……
幕末の黒船来航の際に持ち込まれたレモネードが、日本人と清涼飲料の出会いといわれている。やがて長崎で日本人の手によって炭酸レモネードが製造・販売されると、明治時代には東京を中心に広く販売された。

★世界のレモネード 
wikiを読むと西洋でも国によってレモネードの定義が異なるらしい。大きく分けて、炭酸入りかそうでないかに分かれるようなので、表にしてみた。


(*1)「白レモネード」と「赤レモネード」がある。炭酸で泡立つ赤レモネードはアイルランド特有。
(*2)ビール+レモネードのカクテルをシャンディ・ガフという。
(*3)フランス語で"limonade"という。limonade のカクテルは「パナシェ」と呼ばれる。
(*4)ラムネはこのレモネードの名前が訛ったもの


★スタバのレモネード
日本にはない味があるらしい。

その1 ストロベリーレモネード
その2 グリーンティレモネードこちらにはオリジナルレシピが載っている)




マットデイモン監督2002年 (STOLEN SUMMER)
見ようと思ってレンタルしたのだけれど、タイムリミットが来てしまい見れず。白血病の男の子の話らしい。今、日テレのWOMANというドラマを見ているのだけれど、満島ひかりちゃん主演で、子どもが二人もいるシングルマザーで白血病になってしまうという、涙なみだのドラマなので、とりあえずはこのドラマが終わってから、こちらの映画を見ることにしよう。




★ピンクレモネードについて
・なぜピンクなのか
なぜピンクなのか、の回答はWEBでは見つからなかったが、なぜピンクになったのかといういくつかの説が紹介されていたのでコピペ。
Another variety is pink lemonade which is popular in the US. It is usually made out of beet juice and is sweeter in taste. There are a few funny stories about the creation of this drink. It is said that few drops of pink dye dripped from a horse rider's tights, at a circus in new Jersey, into the lemonade made by Henry Griffith. As he did not have time to make it again, this was given to the customers and it became a huge hit. Another story says that pink lemonade was introduced by Henry. E. Allot, when he dropped a cinnamon candy in it by mistake. Although we are unsure about the way it was introduced, it is a drink loved by most people. These days, people make this drink by adding natural juices of grapes, cherries, red grapes and strawberries.
Read more at Buzzle: http://www.buzzle.com/articles/history-of-lemonade.html

<要約>
説その1:サーカスで、騎手のタイツからピンクの染料がレモネードに入ってしまい、結果ピンクレモネードになったという説。
説その2: Henry. E. Allotという人が、レモネードにシナモンキャンディを落としてしまい、それがピンクレモネードになったという説。


・ピンクレモネードの作り方
ピンクレモネードのレシピは、レモン1個を絞った果汁を炭酸で割って果汁や人工着色料で甘く色付けしたものらしい。

wikiより
Pink lemonade may be colored with the juices of raspberries, cherries, red grapefruit, grapes, cranberries, strawberries,grenadine,[3] or artificial food dye. 
 上記説明によると、ラズベリー果汁、チェリー果汁、ピンクグレープフルーツ果汁、クランベリー果汁、イチゴ果汁、グレナディンシロップ(ザクロが原料のシロップ)を使ってピンク色にするらしい。もちろん人工着色料が使用されることもある。


さらにシトラス系のフルーツ果汁を使ったその他のレモネードとして下記も取り上げられている。
...the pink lemonades, raspberry lemonade, cherry lemonade, strawberry lemonade, cherry limeade, mint limeade, black cherry lemonade and lemon-limeade are most popular...
レモネードのバリエーションとしては、ピンクレモネード、ラズベリーレモネード、チェリーレモネード、ストロベリーレモネード、ミントライムエイド、チェリーライムエイド、ブラックチェリーレモネード、レモンライムエイドなどが有名である。


★レモネード販売について
アレックスのレモネード@茅ヶ崎 チャリティ
100円レモネード/200円レモンスカッシュ


★草間弥生
この記事のトップにある画像は草間弥生さんの作品です。







2013年8月3日土曜日

Lemonade File 1




初めて作ったのレモネードのレシピです。
これを土台にして、味を改良していきたいと思います。


****************************************************************************
レモン(アメリカ産)・・・・5個 78円@ダイエー
砂糖・・・400g (レモンの皮をむいて計った実の重さと同量)

レモンは皮を剥いて、中の果肉を輪切りにする。
密閉が可能な容器にレモン、砂糖、レモン、砂糖となるように層状に並べていく。
1時間ほどすると汁気が出てくる。
3時間ほどで、さらに汁気が出てくる。
6時間後にはほぼシロップが出きあがって、蜜のようなものがいっぱい。
最初の一週間は中身を入れたまま冷蔵庫で放置で、一週間以上保管する場合は、
レモンの中身は取り除いてから保管しておいた方がよいらしいです。
****************************************************************************
使用したのはビンではなくタッパー。1回目の実験ということで、気合が足りないかしら(笑)




ほとんどのレシピでは国産レモンを推奨しているんだね。でも実際にお店に行くと国産レモンはアメリカ産などのレモンに比べるとだいたい2~5倍くらいの値段です。
それはレモンを輸入するときに、長時間船に乗るため、その間にカビが生えないように防止するための薬剤が皮に塗ってあるかららしい。
「じゃぁ、皮はとってしまおう」ということで皮を全部剥くことにします。(だって国産レモン高いんだもーーーん)
この時に内側の白いふわふわの皮は厚みがあるようにしておいたほうが、輪切りにしたときの形がキレイだと思います。
まぁ、これも実験だから、いつか国産レモンが余裕に買えるようになったら、国産レモン+皮付きで試してみます。

さて……

できあがった初回作のレモネードのお味は、かなり甘めでした。
炭酸水で割ったので、レモネードというよりレモンスカッシュという感じ。
まいちゃん(友達)が「氷を入れるといいよ!」と言ってくれたので、入れてみたら本当においしさが増しました。
アイスによって炭酸のしゅわしゅわが増し、冷たくなったことで甘みも軽減されたよう。
でも私としては、甘さだけではなく、レモンそのままの「すっぱ~い」という風味がもっとほしい!!
レモン汁を投入するというアイデアもあるけれど、せっかく作ったんだから後から味を調整するよりは、
一度で「おお、この味完璧!」となるような味にしたいのであります。

レモネード+オカズデザイン



ドリンクスタンドをやってみたいな、と漠然と思っていて、思いついたのがレモネード。
でもレモネードなんて作ったことないし、そもそもレモネードとレモンスカッシュの違いもよくわからない。
それでも、なぜかレモネードへの憧れは強く,とりあえずチャレンジしてみることにしました。

まずはレシピ検索から。
「レモネード」と検索してみると、オカズデザインさんというユニットのレモネードがとても評判がよいということがわかりました。
 でもレシピの詳細はどれだけ探しても出てこない。下記が有力な情報。

「今回のもみじ市では、“青いレモンの島”といわれる愛媛の岩城島産の新レモンを中心に使います。まろやかでやさしい酸味があって、とてもおいしいレモンなんです。他にも、いまの季節ならではのスダチ、カボス、青ユズを使ったものなど、10種類ほどレモネードを用意する予定です。もみじ市のレモネードは、屋外でごくごく飲んでもらいたいので、果実味が強く残ったフレッシュなシロップに仕上げることが多いです。果実によっては熟成時間を長くして、まろやかさとコクのあるレモネードに仕上げる場合も」
「砂糖の加減は、生のまま食べてから果物ごとに決めています。フレッシュなおいしさを引き立てたい場合は、砂糖の分量を少なくし、熟成時間を短くします。逆に、果実のうまみを引き出したいときは、砂糖を多めにし、じっくり時間をかけて熟成させています。そのバランスをどうとるか、作るたびに気が引き締まり、同時にわくわくします」

もみじ市ブログより
http://tegamisha.cocolog-nifty.com/momiji2009/2009/10/post-ad90.html
 

ムムムム!!!! こちらのブログを見るとオカズデザインさんはレモンの他にキンカンも入れているぞ。
「28日の料理の時間は、パーティー用のレモネード作りをしました。おかずデザインさんといえばレモネード!というくらいおかずさんのレモネードは絶品らしいのです。4チームに分かれ、レモンに加え、キンカン、オレンジなどの果実と、地元産の様々な味の蜂蜜のなかから好みの味をチョイス。講師の辻野さんが作った保存瓶にいれて、漬込みました。どんな味になるのか楽しみです。」 http://ezraglasss.jugem.jp/?eid=114


※その他レモネードレシピ参考


と、いうことでオカズデザインさんのレシピをマネしてみたいのですが、
素人の私にはフルーツの甘みをチェックするスキルも、シーズンオフの高級フルーツを購入する資金もないので、
まずは無難なところからスタートしてみることにしました。
ゼロからスタートして、ちょっとずつ改良していけばよいのです。

2013年7月27日土曜日

New York Cheesecakeの定義




息子の生誕100日をお祝いしてNYチーズケーキを焼きました。
いつもはCookpadを検索しまくってレシピを探すのだけれど、どうも納得のいくレシピがなくて、結局ピンときたレシピがこちら

これを我が家で入手できる素材の分量にアレンジして作ってみたところ……

(★)は家にあったものなので、費用には含めない。

・クリームチーズ・・・・・・・・350g (450円@カルディ)
・サワークリーム・・・・・・・・90g (210円@ダイエー)
・生クリーム・・・・・・・・・・・・100cc (120円@ユニー 値引き後価格)
・卵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個 (★)
・砂糖・・・・・・・・・・・・・・・・・50g (★)
・バニラエッセンス・・・・・・・適量 (★)
・コーンスターチ・・・・・・・・・大さじ2 (100円@ダイエー)
○フィリング○
・オレオ・・・・・・・・・・・・・・・・・15~18枚 (200円@ダイエー)
・無塩バター・・・・・・・・・・・・・30g (★:有塩バターでごまかし)
 合計:1080円

とってもおいしくできました!
オレオのクリームまでちゃんと使えるところが非常によろし。
旦那は最初、「クリームまで使うのか、貧乏くさい」とか言っていた癖に、完成品を食べて「うううう、うまい!」と言っていました。

これで21cmのケーキ型にたっぷり作れるのでとっても割安!!ケーキ屋さんで買ったら2500円くらいよ、きっと!(買いかぶりすぎかしら、(笑))。


次の日、ちょうど友達が遊びに来たので、一緒に食べていたら、「そういえばNYチーズケーキの定義ってなんだ!???」という話題になって、早速発言グーグル先生に聞いてみたところ、このような回答を発見!

ニューヨークチーズケーキと言ってもベイクドチーズケーキの一種ですが、クリームチーズが全体の50%を占めており、コンスターチなどの粉を少量に抑え酸味のあるサワークリームとケーキ底にグラハムクラッカーを厚めに敷きじっくり蒸し焼きしているので、チーズケーキの中でも作るのに時間のかかるチーズケーキです。
       (こちらより引用)

つまり、ベイクドチーズケーキの一種であって詳細な定義はない、ということのよう。
とにかくリッチな味でボリュームがあってNYっぽい雰囲気(NYで売られているような感じ)をかもしだしていればそれはNYチーズケーキてことよね。

いやー、ケーキを食べながらこういう疑問を追及していくのはかなり楽しいものだね。
こんな話をケーキの肴に盛り上がってしまいました。