2015年1月2日金曜日

The Holiday (2006)


Year:2006
Director&Writer: Nancy Meyers
Cast: Kate Winslet, Cameron Diaz, Jude Law, Jack Black, Eli Wallach, Dustin Hoffman (cameo)
★★★★★5
★★★英語レベル3

Watched on 2015/1/1 (たぶん3回目)

●何度も見たいと思える映画が私は好き=だから5
そして何度見ても5点になるってやっぱり私は好きなタイプの映画なんだなあって見終るたびに思う。

●オーケストラのサントラがちゃんとある映画は違うな
歌謡曲を挿入歌として使うだけの映画もあるけれど、映画オリジナルの挿入歌をちゃんと作る映画ってやっぱり意気込みが違うように思う。その曲のインパクトにもよるけれど、映画の印象を倍は強めてくれる。これは私のいちばん好きな映画my girlでも言えること。というかmy girlのテーマ曲が好きすぎて、サントラを買ったのが小学校6年生のとき。そのサントラがあまりにもよすぎて、私の音楽の好みをかなり左右する一枚になったと思う。そのmy girlのテーマ曲もthe holidayと同じような曲風でオーケストラバージョンなの。そのthe holidayのテーマ曲もとてもこの映画にあっていて、見ている人の気持ちにうまく便乗してくれる。
今やサントラがyoutubeのリストになって聞けちゃうんだもんね。便利よね。


I love Camron Diaz!
キャメロンって本当にキュートだと思う。キュートという言葉を年齢を問わずにこんなにもマッチして使える人ってキャメロンしかいないと思う。個人的にもキャメロンのような三十路、アラフォーになりたいと本気で思ってる。今日は元日だけど、さっそくこの映画のキャメロンくらいの長さに髪を切っちゃいたいとか思ってる()。笑顔も、行動も何もかもがキュートでloveです。好きな女優はいっぱいいるけど、容姿と性格ともに私が目指したいのはキャメロン!!
そしてこの映画はそんなキャメロンの魅力を精いっぱい描いてくれているの。こんなにハッピーな内容で、しかも素晴らしいキャストがそろっていて、映画の舞台がクリスマスシーズン、ニューイヤーシーズンなことも重なって、あああ、本当に好き、この映画好き。

でも、Joel Maddenとの婚約は意外だった。。。。


●アイリス(ケイト・ウィンスレット)がバカ男を追い出すシーン
本当に世の中には驚くほどバカな男がいるもので、映画の中だけかと思っていたら大間違い。私もなんどそのことを身をもって経験したことか。(いや、経験中か・・・現在進行形です……)。女のやさしさに付け込んで、平気で人をだましたり、非常識なことをしたりする男性がいっぱいいるんですよ。アイリスはそんなバカな男を好きになってしまい、バカ男を吹っ切るためにバケーションに来たのに、バカ男はバカな故に飛行機に乗ってアイリスに会いに来るわけだ。もう忘れようと思っていたところにそんな男がやってきて、しかも甘いことばにそそのかされて浮かれてしまうアイリス。でもバカ男はやっぱりバカだったということを自分で気が付き、それを自らの判断で彼を追い出すシーンは、今の私には心にしみた。Hooray, Iris!!! って感じ。バンザーイ!!

●欧米の恋愛スタイルの幅の広さに憧れる
まず出演者たちの年齢設定からして、普通であれば恋愛をテーマにドキドキさせるような年齢ではないと思うのよね。四捨五入したら40歳になるような男女が4人もそろったら、ドロドロの展開がお決まりじゃない? でもそうならないのよ、この映画は。アラフォー男女がそれぞれの過去や難点をさらけ出して、それをお互いに認めあって、いい感じの恋愛に発展していくの。そこがすばらしい。というか、日本のドラマや映画にはない発想なんだよね。きっと、欧米ではこの感覚がノーマルなんじゃないかな。それがヒジョーによい!
バツイチ子持ちでも、いい歳した大人の失恋でも、それを口に出してshareできる環境っていうのかな、なんかこう閉鎖的じゃなくて年齢関係なくそういった恋愛がオープンにできる空気って憧れます。One night loveを称賛するわけではないけれど、でもそういった関係もあるんだよっていう前提が男女で通用するっていうのはいいんじゃないかなって思うんだよね。

●ジュード・ロウ様
イギリス人俳優でかっこいいと思うひとは正直あまりいないのだけれど、この映画のロウ様は格別。シンプルでハイソな感じのファッションといい、甘いフェイスといい、もうカンペキでございます。正直、ベネディクト・カンバーバッチ誰よそれ?状態です。(私はバッチさんのよさがまだ全然わかっていません。なんであんなに人気あるの?)


I’m looking for cony. – That’s a nice line.
なんだかとてもいいシーンで、気になる単語cornyがあったのでチェック。
これがそのシーンのquote.

Arthur Abbott: I've got something for you. 
[picks up a corsage] 
Iris: [touched] Oh. 
Arthur Abbott: Forgive me. The last time I had a date, this this is what we did. 
Iris: It's beautiful. 
[kisses Arthur on the cheek] 
Arthur Abbott: If it's corny, or if it's going to ruin your outfit, you don't have to wear it. 
Iris: [Iris puts the corsage on her wrist] I like corny. 
[takes Arthur's hands] 
Iris: I'm looking for corny in my life. 
Arthur Abbott: That's a nice line. 
Iris: It's all those movies! 
Arthur Abbott: Okay, let's do it. Let's get this embarassment over with. 
Iris: Okay. 

英辞郎でcornyを引くと
corny 陳腐な、つまらない、田舎者の、あか抜けない
とあるけれど、どうもこれらは上のラインにしっくりこない。

そこで、urban dictionary をみると
とあって、私の解釈だと「ださい」「時代遅れ」のような感じなのかなと思いました。
よし、これで単語をまたひとつ覚えた!