Year:
2014
Director:
Rob Marshall
Writer:
James Lapine, Stephen Sondheim
Meryl
Streep, Anna Kendrick, James Corden, Emily Blunt, Tracy Ullman, Lilla Crawford,
Johnny Depp
My
Rating:★★★(3点)
英語レベル(★★)ミュージカルだからほとんど歌。そして結構わかりやすいと思う。
●エミリー・ブラントが歌が上手でびっくり
ミュージカル出身なのかしら?
お姉さんがスタンリー・トゥッチと結婚していてびっくりした。エミリーが紹介したようだ。『プラダを着た悪魔』のときに。
●赤ずきんのリラ・クラウフォード(@LILLACRAWFORD)ちゃんの歌唱力すごい
ブロードウェイでミュージカルのアニーを務めたようだ。彼女のボイストレーナーも彼女が有名になるにつれ、知名度を上げているようだ。トレーナーのサイトを見ればわかる。
ぜひこのトレーラーを見て。彼女の歌だけでできているInto the woodsのトレーラーだから。
*ついこのあいだThe
Holidayを見たばかりなんだけど、こいうトレーラーを見ているとキャメロン・ディアス演じるアマンダの姿が浮かんできてしまう(笑)。
●ソンドハイムは何者なのか?
Junket*で、どうしてこの作品に出演することにしたのか、という質問に対してメリル・ストリープが「とにかく音楽なのよ、音楽がすばらしいの、もうそれにつきるわ」と言っていたのね(仕事でJunketのインタビュー音声を聞いた)。そして、この映画を見終った二日後の今、Into
the woodsのメロディが鮮明にあたまに残っていてしかもリピートしているからすごいなと思った。本当に耳に残るメロディなんだよね。あきらかにミュージカル用の曲で、オーケストラも入っていて、すばらしい歌唱力に囲まれて、とってもインパクトのあるサウンドなの。この楽曲を作っているのがソンドハイムさん。今wikiで調べたら、なんとGleeの脚本も5episodesほど書いているんだね。『ウェストサイドストーリー』の作曲も彼だ。
*Junket: 映画のリリース前に行われる出演者などの記者会見。Press
Conferenceとも言われる。
●ジョニー・デップはいらなかったような。
「オオカミ役、ジョニー・デップ」と、いただいたパンフレットにはどどーんと大きく、メリルストリープと同じサイズのスペースを使ってトップで紹介されていたけれど、彼は明らかに名前を使われただけだね。正直彼でなくてもよかったし、特に重要な役でもなんでもない。
●ミュージカルが熱い!
ミュージカルをもとにした映画って意外と多いんだよね。舞台出身の俳優・女優もアツい。私にとってはまだ未開の地なので、今後もっと積極的に見ていきたいと思う。
アカデミー賞は映画の賞で、それに対してトニー賞というのがミュージカルの大きな賞。日本にいるとブロードウェイの情報をキャッチするのも大変だし、もちろんなかなか足を運ぶこともできないので、しばらくはこのトニー賞をウォッチングしてみよう。
2007年 リー・ミシェルのperformance
*Spring Awaking= 「春のめざめ」は20世紀前半まで上演が禁止されていたミュージカル。
●スヌーピーのパロディもミュージカルだったよね。
やはりプレイを書ける人っていうのはすごいな。映画とは違う創作力と舞台能力があって同じエンターテイメントでもやっぱりおもしろい。個人的にももっとミュージカルを見てみたいなと思う。
●二人の王子が微妙??
ふたりしてはだけながら川のがけっぷちで踊るシーンはなかなか笑えたな。
●メリル・ストリープの魔女を見るとなぜか・・・
千と千尋のばあば(夏木マリ)にリンクする。
●巨人は(Gleeの)ビーストだったらおもしろかったな。
最後に、、、
去年はアナ雪が大ヒットだったディズニーけれど、ディズニーがInto the woodsを映画化するのはちょっと意味が分からないな。ただでさえ原作のストーリーを好きなように展開して金儲けしているくせに、それをさらにねじ繰り回した今回のような作品も自分の傘下におこうとする姿勢に、ちょっとあきれてしまう。もう少し金儲け以外のコアを持ってほしいものです。