ここ数日、レモネードについて調べています。
レモネードを上手に作りたい、そして我が家の夏の定番ドリンクにしたい、というところからスタートしたのですが、
調べ進めていくうちに、レモンの安全性という問題が浮かび上がってきました。
いろんなレシピをながめていると、ほとんどのレシピには「レモンは皮ごと使うので国産のものを使用」と注意書きがされています。
私はあまり細かいことにこだわらないほうなので、普段であればそんなことは気にせずに、値段の安い方を選んでいたはず。
しかーし、今年の4月に出産して、今は授乳中の身であるため、口にするものにも多少は気をつかうようになりました。
そしてなかなか恐ろしいことがわかりました。
過去に何度か日米レモン戦争が起きています。
これはアメリカが輸出レモンに有害な添加物を使用していることに対し、日本が怒りの声を上げつつも
アメリカの圧力に負けてしまっているというのが現状です。
日本は、その有害な添加物を「規定内の数値であれば認める」ことになり、現在でも実際にスーパーなどには、
有害な添加物が使用されたレモンがごろごろと販売されています。
レモンについて知りたくて、この本を読みました。
新・食べるな、危険! 小若 順一著
著者の小若さんは、ポストハーベスト農薬の全容を明らかにしたことで評価が高いかたらしく、この手の書籍を多数執筆している。
この書籍の中では、レモンについて下記のように書いてあった。
1990年春、カルフォルニアで、サンキストのレモン処理工場を見学することができた。そこでは、コンテナで運び込まれたレモンは、塩素剤のプールに落とされ、引き上げられるとアルカリ剤で洗われ、さらに殺菌作用のある植物ホルモンの2・4-Dをスプレーしてから冷蔵倉庫に入れていた。2・4-Dはベトナム戦争で用いられた枯葉剤の主成分で、発がん性のある農薬だ。一方倉庫から出してきたレモンには、発がん性防カビ剤のOPP、催奇形性のある防カビ剤TBZをかけて出荷していて、そのシーンを写真とビデオに収めることができた。(一部抜粋)
こちらにポストハーベスト農薬汚染「レモン」の映像があります。
さらに驚くべきことは、TBZはアメリカでは使用禁止であること。
アメリカでは禁止なのに、日本にはいいのー? もう、意味が分かりません。
こちらの記事を読むともう少し細かいことがわかると思います。ぜひ読んでみてください。
基本的には、レモンの皮に付着しているワックスに危険物が混在している、ということなので、
「じゃぁ皮を取ればいいじゃん」と私も安易に思ってしまったのですが、でも実の部分にも浸透しているという結果もあるそうです。
※このあたりについてあまり具体的に書いてある記事は見つけることができませんでした。
なので、念には念をということで、外国産レモンは使用しないほうがよさそうです。
レモンに限らず、さまざまな柑橘類に上記の薬剤が使われているようなので、よーく注意してみる必要がありそうです。
あーあ、グレープフルーツもオレンジも大好きなのに、超ショックです!
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でも、ちょっとまった。だからと言って国産レモンをあきらめるのはまだはやーい!!
確かに国産レモンは高級だけれども、自分で栽培しちゃう、という案もありでしょ。
自宅の庭で栽培したってりっぱな国産無農薬レモンになりますよー。
だから、自分で栽培する方向でがんばりたいと思います。
さっそくアマゾンでこんな本見つけました。