Year: 2011
Director/Writer: 深川栄洋
Original Author: 東野圭吾
Stars: 堀北真希、高良健吾、船越英一郎、今井悠貴、戸田恵子
My rate: 4.0
Watch situation: at my home with 137
Saturday afternoon, when it rained all day.
これも高橋容疑者逮捕の一連の事件に触発されて、サスペンスモードになってしまったがゆえに手にとった映画。昨晩、Mystic Riverの後に続けて見たかったのだけれど、すでに午前3時を過ぎていたのと、サッカーの試合とかぶっているとかなんとかで137氏お得意のビミョーな返事が返ってきたので、もういいやと思って、翌日の土曜日の昼間に鑑賞。
こちらも結果から言うと、私の心境にぴったりの映画でした。邦画だからかもしれませんが、今のサスペンス気分にはMystic Riverよりもこちらのほうがぴったりでした。
原作は東野圭吾さん。えー、恥ずかしながら私はまだ東野さんの小説を一冊も読んだことがありません。でもかなり本気のミステリの作家さんですね。ここ最近、私のサスペンス心を満たしてくれていたのは、もっぱら桐野夏生先生でしたので、これはあらたなターゲットを見つけたという感じでこれからしばらく東野さんの本を読んでみるのが楽しみです。(仕事がかなりピークでそれどころじゃないんだけど、仕事がひと段落したら小説くらい読める時間を見つけなくては!)
『百夜行』はドラマが放送されて人気に火がついたとか。ドラマ版の主演は綾瀬はるかちゃん、山田孝之君だったのね。この組み合わせもよさそうだねー。堀北まきちゃんは最近NHKの『梅ちゃん先生』が好調で、『百夜行』のイメージ、『梅ちゃん』のイメージ、どちらで焦点を定めたらよいのかヒジョーに悩むです。
Wikiによると、堀北まきちゃんは中学の下校中にスカウトされたとか。これって結構珍しいパターンだよね。近所でも有名な美少女で、名高かったとか。いまどきそんな噂されちゃうくらいの美少女なんて珍しいよね。そして、そのイメージは『百夜行』でもリアルに使われていた。
それから高良健吾くん!? 彼はいいねーーー。これからもっともっと出てきてほしいね。邦画の役者になるために生まれてきたような顔つきの男だよ、彼は。ドラマでもタレントでもない、ザ・邦画の役者。切れ目で、落ち着かなさそうだけれども透き通った美少年。いい、彼はいいですよ!
ストーリーは非常にむごいもので、どこにも救いがないのだけれど、よくできていて、グングンと引き込まれてしまいました。数か月前に『八日目の蝉』を見たのですが、これも非常によくて、『百夜行』と『八日目の蝉』のダブルパワーで「邦画いいじゃないの」の気持ちが高まってきています。
そうした中、友だち今サスペンス映画が見たくて仕方がないと打ち明けたところトムクルーズ主演の『コラテラル』を紹介してくれました。これも、同じ日の夜中に見たけれど、なんなの!?あれは??んもー、めっちゃこわい!
なにがって、トムの顔ですよ!
とにかく恐すぎ。なんで死なないの!??
(えー、レビューは改めて書きますが、とにかくトムのインパクトが強すぎてしばらくトラウマになりそうです。ほんとに恐かったんだってば。Please, believer me…)
では、今日はこのへんで。チャオ。
おまけ:子役の今井悠貴くんは、今私がいちばんときめいているドラマ『パパドル!』の長男役のおとこのこですね。役がらが全然違ってびっくりした。子どもでも演じる役によってあんなに雰囲気変わるんでんすね。びっくらしました。